新しい授業の形
2020年06年13日 | 教科
現在,音楽・家庭科・情報の授業では,新しい生活様式を学校でも実現するために,1クラスの授業を2つの教室に分けて実施しています。1教室に入る人数が半分になることで,「密」を避けています。各教室に設置したタブレット端末でビデオ通話を行うことで,1つの教室での指示をもう1つの教室でも聞くことができます。
生徒たちは遠隔授業がよほど新鮮に感じたのか,初回の授業では目をキラキラさせて見てくれていました。
音楽の授業,第1音楽室と第2音楽室を繋いでいます。
音楽理論の授業で,黒板と五線譜を使って同時に2教室分の説明・質問対応を行いました。少ない時間の中で,感染対策をしながら効率の良い授業展開ができたようです。
第2音楽室
第1音楽室
家庭科の授業,被服室と調理室を繋いでいます。
スライドも映せるため,2教室同時に説明ができます。
被服室の指示を調理室で聞き,道具の説明を受けた後,それぞれの制作作業を始めていました。
被服室
調理室
情報の授業,MM教室(コンピュータ教室)とHR教室を繋いでいます。
共用のパソコンはラップ越しに操作しています。通常よりも操作しにくくなっているはずですが,文句も言わず黙々と学習を進めています。Webページを構成する言語「HTML」と「CSS」を学習中です。
MM教室(コンピュータ教室)
HR教室では,練習問題に取り組んでいます。
練習問題について質問等がある場合は,タブレットのカメラに向かって話しかけると,もう1つの教室にいる教員が対応できるようになっています。
HR教室
しばらくは,従来通りの授業形態をとることは難しくなります。新しい授業の形を模索し,生徒たちが少しでも快適に授業に臨めるよう,工夫していきたいと思います。