青少年国際平和未来会議(IYCPF)の報告 Part4
2015年09年28日 | 日記
皆さんこんにちは。IYCPFの活動を報告する第3回目のブログです。
今回は、平和記念資料館を見学したことと、語り部小倉桂子さんのお話を
聞いたことについて紹介します。
8月7日に、私達IYCPF参加メンバーは平和資料館を見学しました。私達広島の青少年は、
平和学習を小学生の頃からやってきているため、「初めて原爆について知る」という機会
ではありませんでした。しかし改めて見学することによって、平和への思いをより強く持つ
ことができました。では、外国人メンバーは見学を通してどのように感じたのでしょうか?
感想を聞いてみました。
Davids Wachiraya (Thailand)
広島平和資料館 最初に資料館に入ったとき、憂鬱な気分になりました。
私は戦争が多くのことを引き起こしたと知りました。なんと悲惨なことでしょう
。説明できません。私はそこにある全てが、このような悲劇を引き起こしてはいけないと改めて感じさせてくれると思います。
- ○語り部小倉桂子さんのお話
- 語り部小倉桂子さんは、1937年8月4日生まれで、8才の時、
- 爆心地から2.4キロの牛田町で被爆しました。昭和56年、平和のためのヒロシマ通訳者グループを設立し、国際的な会議などで英語による被爆体験の証言を行われた経験もあります。
- ↓小倉さんの被爆体験はここで読むことができます
- http://www.pcf.city.hiroshima.jp/hpcf/heiwabunka/pcj178/Japanese/07J.html
- ←お話の様子
- 最近、被爆者の高齢化によって、被爆体験をいかに継承してくかが問題になっています。
- 原爆投下からすでに70年立ち、被爆者の平均年齢は80歳を超えました。
- 私たち青少年は、生の声で被爆者の証言を聞くことのできる最後の世代です。
- 小倉さんのお話を聞けたことは、私達が未来の世代へ原爆の記憶を
- 伝えていく義務があると、強く実感させてくれました。
- 小倉さんのお話を聞いた後、参加都市ごとに慰霊碑へ献花を行いました。
- ○慰霊碑への献花 これからは自分の意見を互いに共有し
- 主体的に行動していくことが必要だと思います。
- 皆さんは、平和についてどのような考えをお持ちですか?
- ぜひ周りの人と話し合う機会を持って平和に対する考えを深めてみてはどうでしょうか。
- 読んでいただき、ありがとうございました。次回は宮島とホームステイについてお話します。