アドヴェント(待降節)中の聖書朗読
2015年12年12日 | 日記
職員室前の絵(カト研高1A・Tさん作成)もだいぶできあがってきました。
「今日の聖書箇所」が見えるでしょうか。今日は、恒例となった終礼での聖書朗読とアドヴェントカレンダーめくりについてです。
毎日の終礼で,以下の聖書を一緒に朗読しています。毎年,テーマが係によって設定されますが,だいたい中学3年生がタブローのテーマとして考えているものを合わせています。
12月17日(木)クリスマス行事では、ミサの後にあるESSの歌、中3のタブローや高3のハレルヤコーラスと続きます。
それでは、各教室に掲示してある「アドヴェント」に関する説明から、どうぞお読みください。
クリスマスに先立つ4週間を、「アドヴェントADVENT」を呼びます。アドヴェントとはラテン語で「到着」を意味するadventusという言葉からきています。キリスト教会ではイエス・キリストの誕生を待つクリスマスまでの4週間をアドヴェント、すなわち「待降節」と呼んでいます。この時期、幼子イエスを一人一人の心の中に迎える準備をします。待降節は心待ちにしている日が近づいてくる浮き立つような喜びの期間です。そして、アドヴェントカレンダーは、日めくりをして楽しい絵柄を見せながら、クリスマスが近づいてくることを実感させてくれるものなのです。
アドヴェントカレンダーを活用するために、今年も聖書朗読を考えました。今回、読む箇所は、ルカの福音書とマタイの福音書の中に書かれているイエスの誕生前後のストーリーを中心に、「生きる~過去から今、そして未来へ~」というテーマを深めるために福音書以外の箇所からも選びました。約2,000年前のイエスの誕生を通して示された神の人々に対する愛は、今もそしてこれからも変わることなく私たちに与えられています。担任の先生方と終礼の時に、聖書の一節を読み、しばらくその余韻を味わって心を落ち着けてから、アドヴェントカレンダーをめくりましょう。
テーマ 「生きる~過去から今、そして未来へ~」
1日(火)ルカによる福音1章 5~17節洗礼者ヨハネの誕生,予告される 1
2日(水)ルカによる福音1章18~25節 洗礼者ヨハネの誕生,予告される2
3日(木)ルカによる福音1章 26~33節イエスの誕生が予告される 1
4日(金)ルカによる福音1章 34~38節イエスの誕生が予告される 2
5日(土)マタイによる福音1章 18~25節ヨセフへの受胎告知(イエス・キリストの誕生)
7日(月)ルカによる福音1章 39~45節マリア,エリザベトを訪ねる
8日(火) ルカによる福音1章 46~56節 マリアの賛歌
10日(木)ルカによる福音1章57~66節 洗礼者ヨハネの誕生
11日(金)ルカによる福音2章 1~ 7 節 イエスの誕生
14日(月)ルカによる福音2章 8~14節 羊飼いと天使
15日(火)ルカによる福音 2章15~21節 羊飼いと天使 2
16日(水)マタイによる福音2章 1~ 8 節 占星術の学者たちが訪れる 1
17日(木)マタイによる福音2章 9~12節 占星術の学者たちが訪れる 2
18日(金)ヨハネの手紙Ⅰ4章 7~12 節 神は愛
なお、中1各クラスのアドヴェントカレンダーは、かなり豪華です。引き出しを開けるタイプもあるようです。日直さんが毎日、小さな窓を開けるのも楽しみですね。各クラス違うカレンダーをどうぞお楽しみください。