今日の清心

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2016年07年02日 | 日記

選挙年齢の引き下げに伴い、本校にも次回参院選挙の選挙権を獲得する生徒達が何人かいます。そこで、高Ⅲの生徒達が、人権学習の一環として、6月20日に模擬選挙を行いました。

係の生徒が中心となって1クラス1名の市長選立候補者を選出し、6月9日のLHRの時間を使ってそれぞれ候補者の人物設定から考え、保育所問題、高齢化問題など、時勢に即した公約を決めて演説原稿を作り上げました。

6月20日、高Ⅲ全員が講堂に集まり、演説会及び模擬選挙を行いました。立候補者は、それぞれクラスで考えた原稿をもとに身振り手振りを交えながら演説し、生徒達は一人一人胸に「69歳 女性」や「103歳 男性」など、年齢と性別を書いたシールを貼り付け、その人物になりきって投票しました。

その結果、D組の男性の育児休暇取得を公約に掲げた候補者が選出されました。

どのクラスの公約も、実際に今わたしたちが直面している課題への対応についてしっかり考えられたものでした。生徒達も実際に投票を体験したことで、自分が有権者であることを改めて実感できたのではないかと思います。

係の生徒からコメントが届いたのでご紹介します。

今回、模擬選挙の原稿をつくってみて、皆の意見を取り入れて政策を考えていくことは大変でしたが、とても良い経験になりました。「こうしたい!」という理想はあっても、現実を鑑みて実行するのは難しいと思うことが大半でした。

わたしは今年から選挙権を得ましたが、投票する人を決める際には、政策の内容だけではなく、それが本当に実行に移すことができそうなものか、ということを一人一人がよく見定めてほしいと思います。このことを意識することで、責任感のある人を選ぶことができると思いました。

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