ドイツ高校生との交流
2017年11年12日 | 日記
広島大学付属高校との交流のため来日したドイツの高校生たちと清心の高校生が、ご縁があって、10月28日(土)に交流会をすることになりました。交流したのは、ドイツの高校生10名と清心の高Ⅰと高Ⅱの生徒22名でした。
午前は江田島で海岸観察会を、午後からは清心の学校で平和についてのプレゼンを双方の生徒たちがした後、6グループに分かれて交流会をしました。
生徒たちの感想です
私たちはドイツの交流生10人と江田島のさとうみセンターで交流をしました。江田島はあいにくの雨で、海辺を歩く時間は減ってしまったのですが、その中でも1㎝に満たないくらいの小さなカニを見つけることができました。ドイツの生徒に渡すと興味深そうに眺めていたのが印象に残りました。残った時間はセンターに戻ってナマコ・ヒトデ・ウニ・カブトガニなどを触りました。カブトガニを持たせてもらったり、生まれたての透明な赤ちゃんを見せてもらったりと貴重な経験をさせて戴きました。今回の活動を通して私がドイツの生徒と最も交流ができたと思うのは、行き帰りのバスの中での2時間です。ドイツと日本の生徒が隣になるように座って、英語で話をしました。私の横に座ったドイツの生徒は日本の文化に興味があり、漫画やアニメについて盛り上がることもありました。質問されても答えられないこともあり、もっと英語を勉強しようと思いました。
約二時間という短い間でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。ドイツの学生の方々と交流する機会は少なかったので、意思疎通がきちんとできるか不安もありました。しかし、皆で仕事を分担し、会の司会・運営も任せていただき、協力しながら無事に終えることができました。また、今までは、文化交流が中心でしたが、今回は「持続可能な開発」や平和といった深いテーマで互いにプレゼンテーションをし、それをもとに意見交換をしました。言語の違いに苦戦することもありましたが、先生方やボランティアの方々にも助けていただき、本当に貴重な体験となりました。
江田島での観察会
清心でのプレゼンと交流会