SDGsと関連づけて6年間を振り返る
2019年12年03日 | 日記
現在,高校Ⅲ年生の廊下には6年間の学びをSDGsと関連づけて振り返ったまとめが掲示されています。先日のHRの時間での取り組みです。
高Ⅲ生徒の声をご紹介します。
・沖縄の学習について振り返りました。基地問題を解決することで,SDGsの目標を複数個達成できるのだと気付きました。
・私は中1・中2の国際交流について振り返りました。「世界がもし100人の村だったら」という企画では,さまざまな立場の人に立って世界をとらえ直すことで,日ごろの私たちの生活からはなかなか考えることがないような厳しい現状――例えば飢餓とか貧富の差とか――について学ぶことができました。また,他者との助け合いによって問題を解決することができることを実感し,SDGsの達成目標を,各国が自国の発展ばかりに求めるのではなく,自国を超えて他国にも視野を広げて考えることでより実現可能になるのではと思いました。
・6年間のHRや学校行事でこんなにたくさんのことを学んだんだなぁと感慨深かったです。自分たちが学習したことがSDGsと深く関わっていることも知り,感動しました。清心で幅広いことを学べて良かったです。
最後に,高Ⅲ学年主任のコメントを紹介します。
中1から高Ⅲまでの6年間,ホームルーム,フィールドワーク,研修旅行,宗教行事などを通して,幅広いテーマで多くのことを学んだり,実際に見聞したり,話し合ったりして,考えを深めてきました。ひとつひとつの活動の際にはその活動に集中していましたが,実は教科学習も含め,それらは繋がっていて,卒業後のさまざまな場面で,何かを考えたり行動したりするときの基盤のようなものが,気付かないうちに形成されたのではないかと思います。卒業後は,6年間の学びを活かして,新しく進む場でさらにさまざまな活動に挑戦し,世の中がより良くなるような活躍,世界に羽ばたく活躍をしてくれることを期待しています。