校舎の風景
2020年04年28日 | 日記
例年であれば,いよいよゴールデンウィークが始まるね(>_<),とウキウキした気持ちになる時期なのですが,生徒のいない学校は,活気がありません。
体育館前のハナミズキも,今年は元気がありません。
花が少ないのは,生徒がいなくて寂しいからでしょうか…。
西洋では,ハナミズキについて次のような伝説があるそうです。
ハナミズキは昔,太くしっかりした幹だったので,イエス・キリストを磔にする十字架の材料にされました。ハナミズキの木はそれを深く悲しみました。すると,復活したイエスが現れ、
「もう二度と十字架にされないよう,細くて曲った木にしてあげよう」
といわれ,今のように曲がった幹の細い木となりました。
十文字に広がる花びらに見える部分は実はガク。それは十字架の形になり、
中央の花はイエスの冠のような形になり,
実はイエスの血の色の赤となり,
イエスの受難を今も人々に伝えているのだそうです。
ハナミズキの花言葉
日本では『私の想いを受けてください』
西洋では,『durability(永続性、耐久性)』,『love undiminished by adversity(悲しみに惑わされない愛)』
『Am I indifferent to you?(私があなたに関心がないと思う?)』
これらは、イエスの博愛を表し、ハナミズキはキリスト教のイメージを象徴する花、ということになっています。
今,先生たちは,一緒に過ごすことができない生徒たちを思いながら,オンライン授業等の準備をしています。
生徒のいない教室で授業を録画している先生もいます。
「生徒の反応がないと本当に物足りないなぁ」「画面の向こうで笑ってくれると思いながら,だじゃれを言ってみた」などいつも以上に自分の思いを口にして思いを共有したり,お互いにできることで協力し合ったりしています。
ハナミズキの側の八重のチューリップです。
一生懸命太陽の方向に首を伸ばすように咲いています。
寂しいのは,私たちだけではありません。
校長室横の池の鯉たちも,生徒が遊びに来てくれないから,ちょっと暇そうです。
写真を撮りに行くと,少しアクティブに。
是非,去年のブログなど,さかのぼってご覧になってくださいね。
いつもなら,学校でどんなことをしているのか,みていただきたいと思います。