今日の清心

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2020年06年29日 | 日記

この度,私の作品が第26回小諸・藤村文学賞において最優秀賞をいただいたようです。ようです,というのは,私がいまだに現状を理解できていないからです。まさか私の作品が最優秀賞をいただけるとは思っていなくて,夢見心地です。
あの作品は,昨年の夏,結婚する姉に向けた書いた手向けのようなものです。肝心の姉はまだそれを読んでいないのですが…。なにぶん珍妙キテレツなエッセイですので,内容を申し上げるのは憚られるのですが,「馬鹿」で始まり,「ばか」で終わる,とだけお伝えしておきます。
受賞にあたって,約1年ぶりに読み直したのですが,あれがそう遠くない内に小諸市のHPで公開されるのかと思うと…耐えられません。ただ,当時の私は,これでもかと,本気で思いの丈を紙面にぶつけました。一見ふざけているようにも見えるエッセイなのですが,私の想いが審査員の方たちにも届いたようで,照れくさくはありますが,とても幸せに思います。
でも,正直,誰にも読まれたくないのです。身内には特に。と言っても母にはバレましたが。
あぁ、どうしよう。お姉ちゃん,どうか読まないで。
(高Ⅲ生徒記)

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