67期高Ⅱ 主権者教育
2020年10年30日 | 日記
現在16歳,17歳である67期生。来年には選挙での投票が可能となる生徒も多くおります。
選挙管理委員会は,広島市西区から本物の投票箱等をお借りして,来月模擬投票を実施します。
候補者は3人。性別,年齢,プロフィールを細かく設定し,公約も,しっかり委員会で議論して準備しました(準備の様子はこちら)。もちろん,場所はND市。市の設定も考えてあります。
中心となっている高Ⅱ選挙管理委員と学年のホームルーム学習とが連携して,今回の取り組みとなりました。
内容全部を生徒が考え,学年の先生たちとも相談しつつ,準備しました。
目標は,より良い未来を築いていこうとする主権者意識をもてるようにすること。そして,現在の課題を様々な立場から見つめ直し,しっかりと意見を出し合い,そこでの気づきを大切にすることです。
委員会で作成した候補者3人の公約の一部を,委員会メンバーの1人が10分ほどの動画に仕立てました。
それを視聴したあと,現状分析をし,クラスの有権者が公約の意義と実現性を検討していきました。
活動は5~6人ごとの計8班で行いますが,みんなが女子高生の立場では学校と同じになってしまうと,班ごとにそれぞれ役割をふりました。
例えば,高校生・大学生,働いている女性,働いている男性,子育て中の女性、元気で働きたい高齢者、少し元気のない高齢者,仕事はないけど働きたい人などです。
それぞれが班にわりふられた立場で,公約を聞き,分析して意見を出し合い,付箋と模造紙を使って意見を整理し,まとめました。
最後に,班の意見をクラス全体で共有しました。現在どんな問題があるのか,なぜそれが解決できないのか、どうしていけばいいのか。しっかりと問題意識をもち,共有できたようです。活発に意見を出し合う姿も頼もしかったですが,この時間の使い方を考えた選挙管理委員たちも,とても立派です。
高校生全体で行う模擬投票は11月21日(土),期日前投票や政見放送も実施します。投票の結果もふまえて,11月末に,次の主権者教育のホームルームを実施する予定です。