今日の清心

一覧へ戻る

2021年04年08日 | 日記

昨日4月7日(水)は,ノートルダム清心中学校の入学式でしたが,午前中始業式に続けて,69期のノートルダム清心高等学校の入学式も実施されました。

71期中2・70期中3は教室でのリモート配信で,校長先生の話を聞き,新任の5人の教職員紹介の画面を興味津々で見ていました。

高校は,3学年が久しぶりに体育館に集合しました。リモートでの行事ばかりが続いたので,前後左右の間隔をとって高校生だけでも全員が集まれたことは,感激でした。

式で69期生に語りかけられた,在校生の「歓迎の言葉」です。少し長いのですが,是非お読みください。

「柔らかくあたたかな春の日差しが感じられる季節となりました。六九期生の皆さん,ノートルダム清心高等学校へのご入学,おめでとうございます。在校生一同,皆さんのご入学を心より歓迎いたします。
 さて,世の中でいう華の高校生活の始まりに心を躍らせている人もいる中で,変化といえば窓からの瀬戸内海の美しい景色が,勉強をはかどらせてくれる無機質な壁になったぐらいで,相変わらず周りには女子しかいないという環境に,高校生になった実感のわかない人も多いのではないのでしょうか。
 しかし,実は中学生と高校生は大きく違います。
 何よりも高校生は様々な自由が得られます。もちろん,今まで通り校則は変わりません。それでも,より多くの自由が与えられるのが高校生です。高校生は,自分が何をしたいのかを自分で決めて行うことができます。怠けようと思えばいくらでもそうすることもできますが,ぜひ積極的に多くのことにチャレンジしてみてください。何をしたいのか,何をすべきなのかということを自分でよく考えて行動するのは難しく,大変なことのように感じるかもしれませんが,その経験こそ皆さんの高校生活を充実させてくれるものだと思います。学業に関係のあることだけでなく,クラブ活動や趣味でも,「自分は何に興味があるのか」ということを問い続けながら過ごしてください。
 三年という年月は長いようで,とても短いです。この間に皆さんは,青春を謳歌しながら,また自分の将来とも真剣に向き合わなくてはいけません。時には,悩んだり,困ったりするかもしれません。しかし,皆さんにはこの六九期という仲間がいます。お互いに切磋琢磨し,支えあえるかけがえのない仲間だと思います。そんな仲間とともに一つ一つの行事,何気ない一日一日を大切にしてください。もちろん私たちも頼ってください。いつでも,力になります。そして,皆さんの周りにおられる,いつも皆さんを応援してくれるご家族や先生方への感謝の心も忘れず,ぜひ充実した高校生活を送ってください。
 最後になりましたが,皆さんの三年間がより満ちた素敵なものとなることをお祈りしつつ,歓迎の言葉とさせて頂きます。

2021年4月7日 ノートルダム清心高等学校 在校生一同」

一覧へ戻る