フランス在住の卒業生からの便り
2015年09年08日 | 卒業生
44期の藤原朋美さんに、フランス生活の近況を聞きました。
こちらは、今日から新年度が始まり、パリ市のカルティエ・ラタンにある公立小学校で、
コーラスの伴奏をしてきました。
今は、こちらでの生活も10年を過ぎ、
パリ郊外とパリ市のコンセルバトワールでのピアノ伴奏の仕事をベースに、
プライヴェート・レッスンや、伴奏・演奏の活動をしています。
講習会では、ラジオ・フランスのコーラスの方が指導に来られるのですが、
伴奏の仕事では、いろいろな音楽家と仕事ができるので、それも刺激的です。
昨年度は、竹澤恭子さん(国際的に活動されてるバイオリニスト)と、
カトリックの私立学校で、ボランティアでコンサートを一緒にさせていただいたり、
パリ市のコンセルバトワールで同僚でもある日本人のソプラノ歌手と、
ノルマンディ地方のお城でコンサートをしたり、
コンセルバトワールの先生とロシア人のクラスメートと、
ブルゴーニュ地方の教会で、絵画修復記念のコンサート(チェンバロ)などをしました。
コンセルバトワールでは、古楽のピアノ・フォルテやチェンバロ、オルガンなども
勉強していて、
ピアノ・フォルテのコンサ―ティスト過程のディプロム試験に合格したので、
今、自分のプロジェクト(ディプロム取得に必要)を考えています。
ピアノ演奏を中心に、さらに活動の場を広げておられる姿を、フランスの風景と共に
想像して、嬉しくなります。
どうぞ、お身体に気をつけて、ご活躍くださいね。
お便りをありがとうございました。
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