中学山岳部で,広島市西区の小茶臼山に登りました。計画では水分峡・高尾山に行くことにしていたのですが当日の朝は雨でした。そのため,学校に集まって山に持って行く行動食を作りながら天気の回復を待ってから山に登りました。
中1 Y・Aさん
本当は高尾山に登る予定だったけど,雨が降ったので小茶臼山に登ることになりました。学校に集合して,雨が止むのを待ちました。その間,シリアルバーを作りました。10時過ぎに登山を開始しました。雨が降った後で道がすべりやすかったので,足場を確認しながら登っていきました。頂上に着いたら霧が出ていて景色がよく見えなかったけど,下山途中にウグイスの鳴き声が聞こえてきました。
先生に,道の途中の木にテープが巻いてあるのは,もし道に迷ったらテープをたどって行けば,元の場所に戻れるということを教えていただきました。プライベートで山に登るときに道を間違えたら,テープをたどって遭難しないように気をつけようと思いました。次の山は,もう少しきつくても登れそうな気がしました。
中2 R・Kさん
今回は高尾山に登る予定だったのですが,朝雨が降ったため学校の近くの小茶臼山に登りました。登山道がじめじめしていて,どろがズボンにはねたり,すべったり,とても大変でした。そんなことがありながら登っていくと,いつの間にか山頂について「えっ?もう山頂?」と思いました。山頂には己斐城の本丸跡がありました。ここに昔,己斐城主がいたんだと思うと,歴史を感じることができました。今回は,お姉さんとも1年生さんとも仲を深めることができました。
今年は1年生さんがたくさん入ってくれて,まだあまり話をしていない子がいるので,これからたくさん話して仲良くなっていきたいです。
中3 R・Nさん
今回の定例登山は,高尾山に登る予定でしたが,前日の天気予報で午前中に雨の予報が出たので,学校に集合して近くの小茶臼山に登りました。学校で雨が止むのを待つ間シリアルバーを作りました。山登りの途中で作ることを想定しての料理だったので,少ない道具,スペースでいかに上手にできるかを考えながら作りました。このシリアルバー作りで,学年を超えて協力し結束力を高められたように思います。
楽しく料理をしていると,雨が止んだので山に登ることになりました。1年生さんには初めての雨天での登山だったので,先生から雨具についての説明を受け,出発しました。今回の登山で印象に残ったのは雨上がりならではの霧でした。戦国時代のドラマに出てくる,行く手が霧で阻まれているように見える風景や,尾根を登っていると両脇に霧が立ち込めていて雲の上の道を歩いているように感じるところがありました。
最初は雨天での登山はあまり乗り気ではありませんでしたが,雨上がりの風景や大きな動物の足跡を見ることができました。また,比較的楽な登山だったので,登っている間の他学年の人とのおしゃべりなど楽しみがたくさんの活動でした。