11月初旬、私たちはカトリック研究会の研修旅行に行ってきました。
はじめに岡山カトリック教会へ行きました。
岡山カトリック教会は、岡山市中心のビル街にあります。
日本二十六聖人の一人であり、岡山出身の聖ディエゴ喜斎の像があり、ノアの箱舟などのステンドグラスもありきれいでした。
次に私たちは、国立療養所の長島愛生園を訪問しました。ここでは、ハンセン病だった方に向けられた偏見と差別の歴史をたどることで、人権について考えました。
現在、長島愛生園にはハンセン病の患者さんはいらっしゃらないそうです。
しかし、未だに社会からの偏見はなくなっていないことがわかりました。
私は、この研修旅行までハンセン病についてほとんど知りませんでしたが、今回訪れたことで理解を深めることができました。そして、夜お互いに感じたことや考えたことをわかちあいました。高Ⅱのお姉さんから中1までの一人ひとりの幅広い意見を聞くことで、自分の中の考えも一層深まりました。
二日目は、大原美術館へ行きました。
エル・グレコの「受胎告知」など有名な絵が沢山ありました。
美術館には、四つの館があり、展示されている作品によって建物の内装も違いました。
幅広いジャンルの作品をみることができ、良かったです。
最後に倉敷美観地区を散策しました。
古い町並みの中に、倉敷ならではのジーンズの生地を使った小物の店などもあり、楽しかったです。
この旅行を通して、人権問題、差別問題についての考えも深まりました。
これからは、自分も正しい知識を学び、もし、周りの人が間違った理解をしていた時には一緒に考え、正しい知識を得る努力をしながら、偏見を無くしていきたいと思いました。
有意義な旅行にできて良かったです。
中学3年生 カトリック研究会
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
祈りのうちに。