今日の清心

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2015.9.18日記

募金活動の御礼

先日の体育祭で行った、「北関東・東北、豪雨災害の救援募金」にご協力くださり,ありがとうございました。皆様のおかげで183,625円が集まりました。この募金活動は、生徒の「被災地のために何かしたい!」という声から始まりました。被災地の一刻も早い復興のため,今後も継続して、支援を続けていきたいと思っております。なお、今回,いただいた募金は「カリタスさいたま」を通して、被災地に届けられます。

下記の,豪雨災害の救援募金に関する,カトリックさいたま教区の記事をごらんください。

カリタスさいたま Caritas SAITAMA 2015. 9.17
台風18号がもたらした豪雨のため、常総市での鬼怒川堤防破壊をはじめ、さいたま教区内茨城県を中心に栃木県、埼玉県越谷地区での被害が発生いたしました。

緊急のためには、カリタスさいたまの資金で対応予定ですが、以下の口座番号で、「9.10豪雨被害の救援募金」を受け付けます。
教区としての「ボランティア窓口」は設けていません。

カリタスさいたま 担当 グエン・ゴン・ホアン

郵便振替
口座名 : カリタスさいたま
口座番号: 00110-0-80467
通信欄 : 9.10「豪雨被害」とお書きください。
No.18 Typhoon

ご協力、本当にありがとうございました。

 

 

以前にも紹介させていただきましたが,広島市主催 被爆70年事業 中学生による「伝えるHIROSHIMA プロジェクト」の一員に選ばれた中学3年生H・Kさんがこれまでの活動報告をまとめました。

1.活動内容

このプロジェクトの主な活動は、8月6日に平和公園に参列した海外の人に英語でメッセージを発信することです。そのための事前研修が5回ほどありました。そこで平和について考えを深めたり、メッセージの伝え方について学んだりしました。具体的には、価値観の違いを一致させる合意形成や、東京都羽村市から来た中学生と交流するなどのワークショップをしました。また、8月6日の前日には各国の大使へ自分のメッセージを伝えました。大使と一対一で会話しました。そして、8月6日に、研修で学んだことを生かして、海外の人と交流しました。同じ日に行われた青少年国際平和未来会議にも参加して、メッセージを発信しました。

2.活動を通して感じたこと

私は今回の活動を通して、一歩行動することの大変さと大切さを感じました。自分の平和メッセージを外国の方に伝えるのにあれほど時間と労力を使うとは思いませんでした。伝えるということだけでも大変なのだと思いました。そして、いざメッセージを伝えてみると、外国の方はうなずきながら聞いてくださったり、「I think so.」と賛成してくださったりしました。なかには、逆に外国の方が「私は、平和のためにこんな活動をしているんだ!」と紹介してくださる方もいました。そして、平和活動の取り組みをしているさまざまな人とも触れ合え、たくさんの刺激をもらいました。自分もなにかできることを探して、さらに行動できたらいいです。

それでは,研修してきたことを活かして,作成したKさんのメッセージを英語と日本語でご紹介します。

to People of the World

A Message for Peace

What do you think is necessary for world peace? Money? Love? Or freedom?

I think it is cooperation. When everyone in the world overcomes language and cultural barriers and learns to cooperate with each other, peace will finally come to the world.

The Review Conference1 of the Parties to the Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weapons was held in New York this April. It allows possession of nuclear weapons by five countries, including the United States of America and Russia, only if they negotiate for nuclear disarmament. The review conference took about one month but, it closed without approving a final document. Gradually nuclear disarmament had been proceeding, but this time a great gulf which has developed was highlighted.

Now we need each country’s cooperation for world peace. For that, we should lay aside all hatred, which was born from war, and change it into lessons for the future, like the peace city, Hiroshima, which was born from the bombing. Living in Hiroshima, something that I can do is spread the hope and actions for peace. For that, now, while I am a student, I want to work hard to learn about world history and gain linguistic ability. For us who will take over the future, the following things are required. First we must know about the past. Next we must think about it from many angles. And last we must find what the world today needs and act with our imaginations. We must avoid making the same mistakes. If everyone in the world cooperates, the world will change. Our own hands can change the world.

H・K

広島の中学生から世界の人々へのメッセージ

平和メッセージ

世界平和の実現に欠かせないものは何でしょうか?お金?愛?それとも、自由?私は協力だと思います。世界中の国がお互いの価値観の壁を乗り越え、協力し合えた時に、初めて平和が訪れるのではないでしょうか。

今年の4月にニューヨークで開催された核拡散防止条約(NPT)再検討会議。アメリカやロシアをはじめとする5か国に核保有を認める代わりに、核軍縮の交渉を求めるものです。1か月間にも及んだその会議で最終文書が合意されずに閉会しました。ようやく核軍縮が進められ始めていたというのに、大きな溝が浮き彫りにされました。各国のリーダーの話し合いには何十億人もの命がかかっているのです。

今の世の中に必要なのは各国の協力です。そのためにも、戦争によって生まれた過去の憎しみをいつまでも持つことなく、それを未来への教訓に変えることが必要です。平和都市広島が怒りや憎しみではなく、未来の平和を願う人々によって生まれたように。広島に住んでいる私にできることは、その平和への願いを伝えて平和活動を広めることです。そのために、学生である今は、世界の歴史を学び考えること、語学力をつけることに励みたいと思います。これからの未来を担う私たちには、まず過去を知ること。そして、多方向から考えること。最後に今の世の中に必要なことを見つけ、想像力で生かすこと、が必要とされています。これらの事が過ちを繰り返さないことにつながります。みんなが協力すれば、世界は変えられます。私たちの手で世界平和は実現できます。

Kさんは,昨日,お伝えした「青少年国際平和未来会議」にも参加し,

中高生の出会いがさらにひろがっています。研修で出会った他校の生徒の

皆さんが積極的に発言していたというように,刺激も大いに受けたそうです。

そして,いろいろな活動を国際会議やこうした事業は広島市教育委員会の

皆さまや関係者の皆さま方にお世話になりました。どの生徒たちも

充実していたようすを活き活きと語ってくれます。

改めて,お礼を申し上げます。

 

 

 

 

皆さんこんにちは。青少年国際平和未来会議・IYCPFの2回目の報告をしたいと思います。

今回は、開会式そして平和記念式典と鯉のぼり運動についてご紹介します。

○開会式

和太鼓

IYCPF2015の開会式は、広島国際会議場で4時間に渡り行われました。初めは、比治山大学の和太鼓グループによるパフォーマンスがありました。その後、松井一實広島市長を始め、広島の姉妹都市であるハノーバー市、ボルゴグラード市などの市長がスピーチを行いました。また、それぞれの市旗をこの会議の議長である井内先生に渡しました。

原爆詩2  原爆詩1

これは原爆詩の朗読の様子です。基町高校の生徒が書いた原爆の絵を背景に、6つの詩を日本人と外国人メンバーの2人ずつ母国語で朗読をしました。どれもとても気持ちのこもった印象深い朗読で、心に残るものがありました。

下の詩は、広島の高校生 Y・Aさんと重慶市のLi Binyanさんが読んだ「おとうちゃん」です。

おとうちゃん 柿田桂子

にぎやかな広しまの町

そこでしんだ、お父ちゃん

げんばくの雲にのっていったおとうちゃん

おしろのとこでしんだ、おとうちゃん

わたしの小さいときわかれたおとうちゃん

かおもしらないおとうちゃん

一どでもいい、ゆめにでもあってみたい

おとうちゃん

おとうちゃんとよんでみたい、さばってみたい

 

せんそうがなかったら、

おとうちゃんはしななかったろう

もとのお家にいるだろう

にいちゃんのほしがるじてんしゃも

かってあるだろう

 

お二人に読んだ感想を聞いてみました。

初めはよく分からず、流れで原爆詩を朗読することになり不安でしたが、練習していくなかで、原爆というものの残酷さを違う視点から考えることができました。同じ詩を母国語で読んだ中国の女の子は、とても感情を込めるのがうまく言葉は分からなくても、同じ思いをそこにいたみんなが共有できたと思います。

「おとうちゃん」という原爆詩を中国語で読ませて頂いて光栄でした。舞台で私は少し緊張して手が震えていましたが、自信を持ってしっかり読むことができました。

 

そして、イラン・タイ・マラウィ・ポーランドなどの国の参加者がそれぞれの国についてのことをプレゼンテーションしました。パワーポイントを使いわかりやすい説明だったので、その国の平和活動や考え方を知ることができました。

プレゼンテーション フランク

その後に、「We are the World」をみんなで歌いました。前日に練習したこともあって、一体感を持って歌うことができました。イランのAliさんも、とても興味深くよく構成されていた開会式だったと言っていました。

○平和記念式典

外国人メンバーは野外で第70回平和記念式典に参列しました。そこで今回は外国人メンバーに参列した感想を聞いてみました。

Ivan Toftulさん

私にとって広島平和記念式典は唯一無二の経験であり、全てにおいて意味がありました。70年もの間、多くの人々が忘れられないこの場所に集まっています。ほとんどの人々が、戦争の恐怖を教わったことはありますが、実際にそれを経験したことがありません。全てのことを理解し、気付くということはとても難しいです。大切なのは、70年前の広島で何が起きたのかをただただ想像しようとすることです。私たちは、それを忘れないために歴史を尊重しなければならないのです。これは式典の後、私の心に浮かんだ1つの考えです。

Piseth Sornさん

この式典は亡くなった方々を追悼する貴重な良い機会でした。この式典は、原爆の悲惨さを世界に訴えています。私たちは原子爆弾の製造と使用をやめなければならないのです。

○鯉のぼり運動

鯉は、広島カープや広島城の別名鯉城などとても広島と縁のある魚です。鯉のぼり運動とは、簡単に言えば平和を求める署名活動です。内容として、ウロコの形をした紙に署名してもらい鯉のぼりに貼り付けていきます。それを出身都市へ持ち帰ってもらい、身の回りでこの活動を続けていきます。世界中でこの活動が展開されることによって、参加した人の平和への意識を高めるとともに世界に広げていくこともできます。

署名運動

↑鯉のぼり運動の様子です

Sovandeka Sumさん

15分と時間が限られていたので、出来るだけ多くの署名を集めるために走り回らなければなりませんでした。平和を愛することは簡単です。私たちは鯉のぼりに署名するだけで平和への愛を表せるのです。私たちの班は、様々な国籍の方から約20の署名を集めることが出来ました。

鯉のぼり運動は、IYCPFの中で最もすばらしい活動の1つだと思います。大好きです!

 

このように私たちは8月6日という大切な日に多くのことを学ぶことができたと共に、世界に向けて平和を訴えることもできました。

次回は、基町高校と舟入高校を訪問したことと上田和風堂で茶道を体験したことについてお話しします。ありがとうございました。

 

 

 

 

先日,「第54回地図ならびに地理作品展」の優秀賞受賞についてお伝えしましたが,今日はその続きです。

まず,全国へ出品することになった中学2年のR・Oさんのコメントです。

今回,このような素晴らしい賞を受賞できたこと,また全国出品させていたけることが今でも信じられず,嬉しく思っています。

 私は,城下町・広島の地形や道の移り変わりを,古くからあるお寺を目印にして調べました。

 寺院を歩いて回ったり,各寺院の歴史を書物で調査したりと,地道な作業が多く,大変でした。しかし,今では時間をかけてやって良かったと心から思っています。

この調査をきっかけに,ビルが建ち並ぶ広島市街に,歴史の面影を 感じるようになりました。見慣れた広島の,新たな一面を発見できたと思います。

 これからも,地理・歴史・文化など,様々な方面から広島について学習していきたいです。ありがとうございました。

改めて,おめでとうございます! 作品にするまでの過程がまずは大切だということですね。

そして,もう一つ嬉しいお知らせがあります。

中学校の部で,優秀賞作品の数が,広島県内の参加校中最多で,「学校賞」を受賞することになりました。ちなみに,高等学校の部では,第2位でした。

9月19日(土)午後には,個人・グループ,そして,学校の表彰式があります。その日まで,受賞作品は広島子ども科学館にて展示されていますので,どうぞ,お越しください。

 

 

 

 

9月17日(木)の体育祭が迫っています。

体育祭実行委員会を中心に、教員も生徒たちもそれぞれが準備を進めています。

今日は、体育祭の表紙とプログラムをごらんいただきながら、

体育祭実行委員長からのメッセージをお読みください。

表紙

 

 凄いです!

 今年の表紙は、近年のクールなデザインと異なり、日本史に登場する鳥獣戯画風です。

 体育祭実行委員は、お客様はもちろんのこと、この表紙の動物たちのように

 演技・競技をしている自分たちも楽しめるようにと、この半年間、一生懸命

 準備してきました。

 テーマの「Up to me」は「自分次第」という意味で、

 自分たちで最高の体育祭にしようという意味を込めました。

 私たち生徒の楽しむ姿をごらんになり、お越しくださる皆様にもドキドキ、

 ワクワクしていただけるよう精一杯頑張ります!!

プログラム2

グランドの工事の関係で、今年度も会場はグリーンアリーナです。

そのため、保護者と卒業生のみの観覧が可能で、一般の方に公開されませんので、

どうかご了承ください。

当日のようすは、写真などを通して、迫力ある競技や、美しい演技などをご紹介させていただきます。

どうぞお楽しみになさってください。

生徒の皆さんの練習の成果が十二分に発揮されますように。

なかなか練習場所の確保にも苦労が絶えないようですが、

立派な施設を使わせていただけることに感謝しつつ、本番を楽しみにしたいと思います。

 

 

 

 

夏休み中に中学2年と高校1年生が社会科(地歴科)の課題として作成した

作品のうち,以下の人たちが「第54回 地図ならびに地理作品展」において,

優秀な賞をいただくことができました。ご報告します。

 

第54回 地図ならびに地理作品展 優秀賞受賞作品

国土地理院長賞  地理模型 三宅島

高1 M・K、Y・K、T・T、M・D

第六管区海上保安本部長賞 地理模型 似島周辺の海底地形

高1H・M

広島県教育委員会賞 その他の作品 吉備の前方後円墳

高1 E・K

広島市教育委員会賞 同上 私の町に残る河岸段丘

高1 R・U

日本地理学会長賞  同上 寺院からひも解く 城下町・広島の変遷

中2 R・O

同上      学習ノート 五日市南地区の海岸線の変化とその軌跡

高1 R・K

広島市自主防災会連合会賞 地理模型

広島市佐伯区五月が丘団地における土石流警戒区域及び砂防堰堤

高1 K・Y

国土地理院長賞を受賞した高1の四人のコメントです。

今回、このような素晴らしい賞を受賞することができ、光栄に思います。

私たちは、カルデラが特徴的な、三宅島の地理模型を作成しました。

授業で習った地形を実際に見てみたいと思ったことが作成のきっかけです。

模型を作るのは想像していた以上に時間と手間がかり、大変でしたが、

完成したときはひと夏かけやったかいがあったと心底思いました。

この作品ができたのは、この4人で協力しあったからこそできたものだと

思います。次回は、今回できなかった現地調査に重点を置き、

よりクオリティーの高い模型を作成していきたいです。

なお,中学2年生のR・Oさんの作品は全国へも出品されるそうです。

皆さん,おめでとうございます。

また,受賞作品の写真や他の人のコメントは来週掲載させていただきます。

 

弦楽部でもお世話になった白井朝香さん(29期)から、

新しいアルバム発売と公演のご案内が届きました。

9/10にシターのセカンドアルバム「海を渡る祈りの響き」をリリースし

公演が続きますので、ひと言ご案内させて頂きます。

CD CD2
11日に宮島の大聖院で万燈会初日の奉納演奏をします。(19:30〜)

12日は光の響サロンでシターコンサート2015の広島公演。(14:30〜)

13日は再び宮島、紅葉谷で開催される「たのもさん」という感謝祭でシターを演奏します。(19:00〜)
今年は宮島観光大使らしく?秋に宮島での演奏が相次ぎ、

10月29日には モンサンミッシェルの教会での演奏がようやく!叶うこととなりました。

9/10にリリースのセカンドアルバムも演奏会場限定発売いたします。

チラシでもおわかりのように、今月は東京でのコンサート、

来月のフランス公演など、今もあちこちで演奏活動の予定が入っておられます。

どうぞ、お身体に気をつけて、ご活躍ください。

お知らせくださり、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

9月9日(水)付けの中国新聞でも紹介されましたが、「永井隆平和賞」において、

本校中学3年生のK・Hさんが中学の部で最優秀賞に輝きました。

おめでとうございます。

また、同じく中3のR・Fさんも優良賞を受賞という嬉しいお知らせです。

永井博士が被爆された地である長崎を、中3は7月に研修旅行で訪ねたばかりなので、思いもひとしおです。

どんな思いで、平和へのメッセージを書いたのか、また、ご紹介したいと思います。

嬉しいお知らせは続きます。

夏休み中、地道に作業を重ねて完成し、出品した「地図・地理作品展」においても、

多くの受賞の知らせを受けました。

この結果はまた、明日、お伝えします。

生徒の皆さんのパワーに、今日も感謝!

 

 

この夏、高校1年生のR・KさんとY・Yさんが「青少年国際平和未来会議」に参加しました。そのときの報告を数回に分けて紹介します。なお、英語版は、「Introduction of NDS」(生徒の英語による学校生活ブログ)をごらんになってください。

皆さんこんにちは。

私達は今年の夏休みに、広島市が主催するInternational Youth Conference for Peace in the Future「青少年国際平和未来会議」というプログラムに参加しました。これから全6回に渡ってIYCPFの活動と、それを通して私達参加者が感じたことを紹介します。

ポスター

まず、IYCPFを簡単に説明します。

IYCPFは、世界の若者が友好関係を築き、相互理解を深める場です。それと同時に、平和について考え、互いの意見を共有しあう場でも有ります。今年は終戦70周年にあたり、20カ国23都市の71人が参加し、前回よりも規模の大きいプログラムでした。私達はこの10日間、英語でコミュニケーションを取りながら、茶道や琴など日本の伝統文化を体験するともに、原子爆弾投下を含めヒロシマのことを、出身国に関係なくより深く知ることが出来ました。

集合写真

10月31日(土)創立記念行事としての「ノートルダム・ピース・フォーラム」に向けての準備会も始まりました。「戦後70年を迎え、わたしたち若者はどのように平和を実現していくのか」というテーマのもとで、8月5日にカトリック平和行事で発表した「ユースプログラム」のメンバーがもう一度、9月5日に、全校生徒の前で、プレゼンテーションを行いました。

「心を清い 愛の人」を目指す本校において、上記の活動や、これまで個人・クラス・学年などで取り組んできたさまざまな活動を分かち合いながら、今後、一緒にどんなことができるのかといったことを深めていけたらと思っています。昨日の準備会では、建設的な意見が次々と出されました。中学生・高校生が、さらに10年、20年、30年後を見据えながら、どんなことができるだろうかと議論しあい、主体的に動いている姿は、本当に頼もしいです。審議会からの働きかけが始まり、初めての企画で、どのような展開になるのか、未知数のところもありますが、新たに何かがまた生まれてくるように思います。

これまで先輩たちも参加してきた「青少年国際平和未来会議」の報告の続きをまた、楽しみにしていきましょう。

 

 

44期の藤原朋美さんに、フランス生活の近況を聞きました。
こちらは、今日から新年度が始まり、パリ市のカルティエ・ラタンにある公立小学校で、
コーラスの伴奏をしてきました。
今は、こちらでの生活も10年を過ぎ、
パリ郊外とパリ市のコンセルバトワールでのピアノ伴奏の仕事をベースに、
プライヴェート・レッスンや、伴奏・演奏の活動をしています。
講習会では、ラジオ・フランスのコーラスの方が指導に来られるのですが、
伴奏の仕事では、いろいろな音楽家と仕事ができるので、それも刺激的です。
昨年度は、竹澤恭子さん(国際的に活動されてるバイオリニスト)と、
カトリックの私立学校で、ボランティアでコンサートを一緒にさせていただいたり、
パリ市のコンセルバトワールで同僚でもある日本人のソプラノ歌手と、
ノルマンディ地方のお城でコンサートをしたり、
コンセルバトワールの先生とロシア人のクラスメートと、
ブルゴーニュ地方の教会で、絵画修復記念のコンサート(チェンバロ)などをしました。
コンセルバトワールでは、古楽のピアノ・フォルテやチェンバロ、オルガンなども
勉強していて、
ピアノ・フォルテのコンサ―ティスト過程のディプロム試験に合格したので、
今、自分のプロジェクト(ディプロム取得に必要)を考えています。
ピアノ演奏を中心に、さらに活動の場を広げておられる姿を、フランスの風景と共に
想像して、嬉しくなります。
どうぞ、お身体に気をつけて、ご活躍くださいね。
お便りをありがとうございました。