今日の清心

ノートルダム清心中・高等学校 今日の清心

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今夏,日本では実に44年ぶりの開催となる世界スカウトジャンボリー(ボーイスカウト,ガールスカウトの世界大会)が,山口市のきらら浜をメイン会場に実施されます。世界162の国と地域から約3万4千人の人々が山口に集うビッグイベントなのですが,その日程の中に,広島市被爆70周年記念事業「広島ピースプログラム」というものがあります。7月30日から8月5日までの間に毎日約4300人のスカウトたちが広島にやってきて,平和記念公園にて様々な活動を行い,平和について学ぶのです。世界の若者たちが広島で平和を学び,それを各地に持って帰ってもらうことで世界に平和の種を蒔こうという,被爆70年の節目の年にふさわしいプログラムなのですが,その企画に清心生もスタッフとして参加します。昨年度に希望者を募ったところ,現在の中2から高3まで,なんと100人以上の生徒が手を挙げてくれました。書道体験,折り鶴体験,案内誘導と活躍の場は様々です。清心生だけでなく,他の多くの高校生,大学生とがボランティアで参加するプログラムをみんなで協力して,大会を成功へと導いて欲しいと思います。

 

 

台風のため,今日で一学期が終了。

今朝,古典文学研究部(競技かるた)は全国大会へ出発しました。

下記は,先日の第32回中国ユース音楽コンクールピアノ部門で銀賞だった中2のM・Oさんからのコメントです。すぐ書いてくれたのに,掲載が遅れてすみません。

今回賞をもらえてとても嬉しかったです。これからもピアノも勉強も両立して頑張ります。そして,また,来年もチャレンジしたいと思います!

この夏はしっかり練習できるときですね。応援しています。

さて,放課後の教室をのぞくと,資料の山の中に,ディベート部の高2が四人。明日・明後日行われる,第20回全国中学・高校ディベート選手権に向けて最後の調整中でした。

Q 明日,大会ですか?

A はい,明日・明後日と福山で中国大会があります

Q 論題は何ですか?

A 「日本は裁判員制度を廃止すべきである。是か非か。」です。

Q 今の気持ちは?

A ワクワク!  緊張と同時に楽しみ!  全国大会をめざします! と

いうそれぞれの返事でした。

ベストを尽くしてきてくださいね。

夏休み中も「今日の清心」は更新予定ですが,

20~22日&22~24日 中1林間学校

20~22日 中2大山研修旅行

21~23日 中3長崎研修旅行 に

教員の多くが引率予定なので,しばらくお休みさせていただきます。

これらの行事のようすは,どうぞ校長日誌をお楽しみに。

1学期の間,読んでいただき,ありがとうございました。

 

 

 

本日(7月15日)午後6時半から,広島国際会議場にて「日米のかけ橋

~広島交響楽団首席メンバー・ギャレット宇見・広島県内中高生~平和の継承」コンサートが行われます。

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中国新聞では,7月11日(土)に紹介されています。

ここでも登場した本校弦楽部部長のY・Oさんは

「プロの方と演奏できる貴重な機会なので,楽しんで演奏してきます!」

元気にコメントしてくれました。

清心以外にも以下の中高生が参加します。

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お知らせするのが遅くなり,申し訳ありません。

成功をお祈りしています。

ありがとうございました。

 

8月5日(水)午後3時から行われるカトリック広島教区平和行事の一つ、

「ユースプログラム~私たち若者はどのようにして平和を実現していくのか~」にむけて、

「身近な平和」「平和学習」「広島」「海外との友好」についてのアンケートを用意しました。

全校生徒が回答したのちに、他校への協力をお願いしたところ、

先日来、倉敷の姉妹校から返事が届きました。準備委員や図書委員たちがまとめているところです。

倉敷のマリア会の皆さんは、このプログラム当日(8月5日)に

参加してくださるといううれしい知らせもありました。

さらに、ロンドンの姉妹校「ノートルダム・スクール」からは、下記のようなアンケート用紙を現地の先生が作ってくださり、

そこに高校生が書いて送ってくれました。

hiroshima アンケート

今日は、交流のある東松島市鳴瀬未来中学校からも 返事が届きました。

ご協力ありがとうございます!

これらの結果を活かし、当日の発表や秋のピースフォーラムに

つなげていき、平和について考え、議論していけたらと思います。

カトリック教会の平和行事ですが、どなたでも参加できます。

8月5日(水)午後3時から エリザベト音楽大学506教室にお越しください。

また、6日(木)午前11時から午後1時までの間で、高校生有志が世界平和記念聖堂内をご案内します。

一回約45分くらいの見学となります。こちらもどうぞいらしてください。

 

 

 

本日(7/10)付けの中国新聞に,本校生徒たちのうれしいお知らせが

いくつか,載っています!

一つは,AIU高校生国際交流プログラムの「高校生外交官」に高2のY・NさんとE・Nさんが選ばれたという記事です。それぞれアメリカまたは京都で,日米の高校生と交流する前の意気込みが紹介されています。国内外のプログラム両方ともに今年は清心生が選ばれ,喜びもひとしおです。

もう一つは,第32回中国ユース音楽コンクールピアノ部門の予選の記事です。結果は以下の通りです。

高校生 金賞 N・Sさん

中学生 金賞 A・Yさん

銀賞 R・Tさん,H・Tさん,M・Oさん

銅賞 A・Kさん

このうち,高校生の金賞を受賞したSさん(高2)のコメントをご紹介します。

金賞をいただけて大変嬉しく思っています。

夏休み中に本選があるので,今はその譜読みと練習を頑張っています。

本選ではお客様の心に響く演奏ができるよう,頑張ります。

今後の目標は,今よりもさらに,技術的にも音楽的にも磨きのかかった演奏が

できるようになることです。頑張ります。

生徒たちは今日でテストが終わり,放課後は,テスト後のさまざまな行事の打ち合わせや,夏休みの世界スカウトジャンボリー大会ボランティア説明会,学習合宿(高2・高3)の打ち合わせ,その後,8月6日の世界平和記念聖堂案内の下見 といったように,盛り沢山です。

あれこれ参加するプログラムには相当の準備が必要かと思います。

しっかりと準備を進め,当日それぞれの場で力を発揮できるように

お祈りしています。

ありがとうございました。

 

 

 

 

三回シリーズとなった、今回の末田 南さんからの巡礼地便り。

到着おめでとうございます!

6月末にお便りをいただいていたのに、ご紹介が遅くなり、すみません。ぜひ、お読みください。

私とその巡礼仲間は、先日無事Santiago de Compostela に到着しました。結局、全長850kmを超える道のりのうち歩いたのは200km弱でしたので、2週間ほどの短い旅でした。(歩き通すと5週間くらいかかります。)
Santiago手前100kmからは、一気に巡礼者が増えました。全行程完歩は厳しいので手前までバスなどで移動し、最後は5日間ほど歩くという方法をとる巡礼者が多いのです。国籍も多様で、やはりヨーロッパからの人が多いなか、ブラジルやオーストラリアからという人たちにも会いました。ゴールが近いためか、皆とても陽気です。Santiagoは本当にたくさんの巡礼者で賑わっており、大聖堂前の0km点(写真の石版)ではワインを開けて祝杯をあげるグループもありました。大聖堂では毎日正午に巡礼者のためのミサがあります。その最中に巡礼者同士はお互いの無事を祝い感謝の言葉と共に握手を交わします。清々しい気分になりました。
多くの巡礼者はこの街で2日間ほど過ごすと帰路につくようです。なかには帰りも歩く人々がいるようでしたが…。
ともあれ、我々のCaminoはこうして無事に終了したのでした。

 

写真は、0km点の石版、大聖堂内部、大聖堂正面(現在修理中)です。

サンチャゴ1 サンチャゴ3

巡礼の道を行く日々は「起きて食べて、歩いて、洗濯して寝る」の繰り返しで、決して目新しいことの連続ではありません。いわゆる旅行とは異なるので、皆さんにオススメはしませんが、カトリック信者の方だけでなく、歩いて移動すること自体が好きな方には良いと思います。もちろんワイン好きにも。

それでは!
末田南

現在、フランスに留学中の高2H・Kさん(61期から62期へ)からおたよりが届きました。詳しくはまた、帰国してからいろいろと聞きたいと思っています。

こんにちは,現在,私はフランスに留学中です。AFSという留学団体の1年間留学プログラムとして,温かいホストファミリーの元に派遣されました。派遣先はフランス北西部のパリから新幹線で4時間程にあるル・マンという街の近くの小さな村。しかも,その村の中でも,よりはずれた所にある家。周りにはさすが農業大国フランス,たくさんの畑と,牛・羊・馬・やぎ,360°見渡せる景色は,私のお気に入りの景色となりました。ホストファミリーは,3人の同年代のホストシスターと,ホストペアレンツの,音楽一家。フランスでも音楽教室に毎週家族で通っています。なぜ,フランス留学を決めたかというと,まず,1年という十分な(今となってはまだまだ残っていたいですが)時間の中で,外国で様々な経験をして,成長したいと思ったからです。そして,英語以外の言葉を学んでみたかったので,フランス語を選びました。留学前に1年半しか受けなかったフランス語レッスンで,出発当初はとても言語に苦労しましたが,今9ヶ月以上たって,自然と話せるようになりました。1年間,フランスの普通の高校生と同じように,高校にも1回も休まず通いました。日本でいう文系クラスに入って,友達もたくさんできました。フランスの高校は,清心とは全く違って,カルチャーショックは大きかったです。制服はなく,とても自由な公立学校で,昼食はいつも食堂。下校時間などなく,空きコマがあって授業が終わったら学校を出て好きに過ごせます。日本の学校のように学校行事は多くありません。ここに来て,「どちらが良い」ではなく,どちらの良い所も知りました。

フランス留学9ヶ月を経て,感じていることがあります。この留学をしていなかったら,清心では学んでいなかったことがたくさんあります。フランス人の考えや文化。特にフランスの文化はなんでも「共有」する文化で,その人々の温かさに触れました。学ぶことはフランスのことだけでなく,日本の優れた面にも多く気づくことができました。清心生の中で「高校生のうちに世界を見たい」という生徒が増えてくれたらいいなと思います。

学年末の忙しいときに、近況を報告してくれて、ありがとうございました。

残り少ない日々を元気に過ごしてくださいね。帰国を楽しみに待っています。

 

Sr.メリーの葬儀は,先日アメリカで行われましたが,

本校でもシスターへの感謝の気持ちを込めて,追悼ミサを以下の通り

行わせていただきます。

7月11日(土)14時より 聖堂にて(司式:塚田神父様)

なお,恐れ入りますが,工事や学校行事の都合上,駐車場スペースが

あまりありませんので,公共交通機関のご利用などのご協力をお願い

申し上げます。

 

中3の歌のテスト。曲目は滝廉太郎の「花」。二部合唱なので二人ペアで歌いました。

音楽の先生は五十回ピアノを弾き続けたらしいです。

 

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私たちの学校は、朝日新聞社の緑のバトン運動に参加します。これは、東日本大震災の被災地産の苗木を学校で1年かけて育て、被災地に植える、というものです。
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6月24日、学校に岩手県からドウダンツツジ8本の苗木が届きました。今は、マリア像の前に置いていています。マリア様があたたかく見守ってくださっています。
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この苗木は、来年の春、宮城県岩沼市の千年希望の丘に植樹される予定です。
この丘は、まず、震災で発生したコンクリート片などのがれきで土台を築き、その上に津波で運ばれた土砂をかぶせ、さらに木を植えるための土を盛り、シラカシやタブノキなど地域の植生に合った種類の木の苗木を植え、「森の防潮堤」を太平洋沿岸に築くという計画で整備されています。
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千年後を見すえた「いのちの森」づくりの輪に私たちも加われることを、とても誇りに思います。夏休みの水やりがちょっと心配ですが、中高で協力して、大切に育てたいと思います。
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